きた みた よんだ

みたりよんだりしたものを記録するブログ

フェミニズム

【ジェンダー】女ぎらい ニッポンのミソジニー

ただより高いものはない(性行為も) この本の「東電OLとミソジニー」をかぶりつきで読みました。なぜなら私の一部を作ったと言っても過言ではない小説「グロテスク」桐野夏生著作が取り上げられていたから(「グロテスク」には、OLをモデルにしたキャラクター…

【漫画】アラサーちゃん無修正7巻

全ての愛は壊れ、女の友情が残った ※ネタバレしています 男女の愛も男同士の友情も全部壊れて、最後に残ったのはアラサーちゃんとゆるふわちゃんの友情。巻末の峰なゆか先生と担当M野さんのシスターフッドがそうさせたのかもしれない、と思うとエモい!8年間…

【ビジネス】ジェンダーはビジネスの新教養である 炎上しない企業情報発信

2019年も大企業の炎上が止まらない!…のですが、この本読めば援助は回避できるんじゃないでしょうかね。だって全ての炎上は「人権意識の欠如」なんですもの。 必要なのは保険ではなくてコンサルでは? 企業の広告に対する拒絶反応が可視化されるようになった…

【漫画】凪のお暇(5巻)

ゴンさんかわいい、影薄いけどかわいい あんなに凪を振り回してたのに出番少なくなってちょっと気の毒だけどかわいい… しかし今回の語るべきキャラはこちら! 才色兼備の市川さんについて この5巻では市川さんという、才色兼備の女性キャラクターの内面が掘…

【小説】だから荒野

幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。 これは「アンナ・カレーニナ」の冒頭ですが。 不幸な家庭のお話。不幸な家庭になるっていうのも、幸福な家庭になるのと同じ位ワンパターンです実は。 この小説読んだら「…

【出産】無痛分娩

無痛分娩とは 点滴で陣痛促進剤を入れつつ、脊髄に麻酔用カテーテルを入れ、痛みを緩和しながら行うお産のこと。私が受けたのは、正確には「和痛分娩」なので痛みは完全には消えない。しかしかなり消耗は少なかったのではないかと。 無痛分娩のメリット 人工…

【ルポ】Black box

これぞジャーナリズム。 作者の伊藤さんは本当にエネルギッシュで聡明な人。伊藤さんほどの人でも打ちのめされるくらいの、男尊女卑ぶり、司法のザルぶり。ここまで戦える人はいない。本当に尊敬し、感謝します。 事件のことが丁寧に記されているんですが、…

【エッセイ】トリオリズム

お姉様、ファビュラスです あらゆる美とは、本能の持つ生命力が表出した姿だと、わたくしには思えます。 経験によれば、本能が皮膚を突き破ってさらけ出されている人間の姿を見た時、人は「あの人は輝いて生きている」というような気がするのです。 コミケに…

【漫画】親なるもの断崖

聡一さん、まだ本流は女性じゃないよっていうか来るのかそんな時代?頑張って逆行しようとしてるよな日本は?読みながら、暴力的な怒りが産まれてくる壮絶な漫画でした。こんな時代がまた来るのかもしれないと思うと吐き気がする生きようと思えばここは地獄…

【心理学】満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤

「自尊心は基本的欲求に分類されるため、傷つけられると、その人の生存が危ぶまれる」「自尊心は基本的欲求だが、それ自体が目的ではなくら我々が社会的・自己成長のための跳躍台として機能するものである。」という記述を読んで「あ、信頼したい」と思えた…

【エッセイ】恋愛格闘家

私も近距離パワー型な生き方をしているので、大いに共感しながら一気読み。アルテイシアさんは運命の伴侶を求め、何人もの男性と恋愛関係になり、最後は童貞格闘家の59番目の男性とご結婚。仲睦まじい様子はTwitterやコラムで拝見しています。アルテイシアさ…

【男性学】男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学

「女は大変だとか言うが、男だって辛いんだよー!」というすべての男に「メンズリブでやれ」とビンタしつつこの本を読ませたい!!男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学作者: 田中俊之出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2015/05/17メディア: 単行本この商…