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【ノンフィクション】聖の青春

聖の青春 (角川文庫)

聖の青春 (角川文庫)


この本のBL・萌え値は53万です

師弟関係、ライバル関係、親友関係、まるで萌えのバーゲンセールだぜ…

漫画化はよ!って思いながら読んでたけど、すでにコミカライズされていたのでした。これから映画化もされるらしい。
cakesのこの連載

「今の将棋界は、羽生先生を中心にした神話」と説明しているのに惹かれ、構成を担当したライターの青柳美帆子さんが、オススメされた本を紹介した記事で興味を持ったのがきっかけ。


将棋にかける男たちの勝負、群像劇。

萌えないはずがない。

特に羽生さんとのデートはさぁ…!これ反則だよ…泣くよ…!

昭和50年代、地方の片田舎で入院生活を余儀なくされる少年やその家族が勝負の機会を得るために払う労力は計り知れない。

聖少年みたいな境遇の子が、今はインターネットで病室にいながら好きなだけ将棋が指せるのは幸せな時代になっていると思う。(勝負への渇望感で実力をつけたとかそういう側面はあろうとも)

ただ読んでて辛いのは、お母様の聖に対する献身と、全く出番がない姉。
どんな時でも聖が最優先で、辛い時多かっただろうなぁ…

聖は「3月のライオン」の二階堂のビジュアルイメージで読んでました。
「聖の青春」には、「3月のライオン」を監修している先崎先生もたくさん出てきますよ!
(先崎先生が「3月のライオン」の解説で「二階堂くんのモデルは村山聖」と言っていた)

どの作品でも実物モデル問わず、羽生善治さんはラスボスかつ神感半端ないから大好きだけど

身内が年々羽生さんに似てきてるせいで、たまに雑誌の表紙などで見かけると超びびる。