きた みた よんだ

みたりよんだりしたものを記録するブログ

【心理学】満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤

「自尊心は基本的欲求に分類されるため、傷つけられると、その人の生存が危ぶまれる」
「自尊心は基本的欲求だが、それ自体が目的ではなくら我々が社会的・自己成長のための跳躍台として機能するものである。」
という記述を読んで「あ、信頼したい」と思えた本書。

自尊心は二種類に分類されるとのこと。
  • 道徳的自尊心→「人から尊敬される人柄を持った立派な人間でありたい」という願望
  • 能力的自尊心→「人から一目置かれるような有能な人間でありたい」という願望

あ、私超バランス悪い

という大切な気づきを得られました(血を吐きながら)
道徳的自尊心が無いと、いくらでも自分を粗末にできるから、もれなく「お前は女なのに頭いいと思うよ☆」といってくるモラハラホイホイになります。

自尊心を身につけさせないことで、便利な奴隷を作る社会だから、仕方ない部分は多いですけどねー(女子は特に)

満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤 (ちくま新書)

満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤 (ちくま新書)