【心理学】満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤
「自尊心は基本的欲求に分類されるため、傷つけられると、その人の生存が危ぶまれる」
「自尊心は基本的欲求だが、それ自体が目的ではなくら我々が社会的・自己成長のための跳躍台として機能するものである。」
という記述を読んで「あ、信頼したい」と思えた本書。
自尊心は二種類に分類されるとのこと。
- 道徳的自尊心→「人から尊敬される人柄を持った立派な人間でありたい」という願望
- 能力的自尊心→「人から一目置かれるような有能な人間でありたい」という願望
あ、私超バランス悪い
という大切な気づきを得られました(血を吐きながら)
道徳的自尊心が無いと、いくらでも自分を粗末にできるから、もれなく「お前は女なのに頭いいと思うよ☆」といってくるモラハラホイホイになります。
自尊心を身につけさせないことで、便利な奴隷を作る社会だから、仕方ない部分は多いですけどねー(女子は特に)
満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤 (ちくま新書)
- 作者: 大渕憲一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: Kindle版
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