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【小説】ドルフィン・ソングを救え!

樋口毅宏さんが小説に取り上げると、そのグループは復活する」というジンクスがあるらしいのだけど、フリッパーズは無理だろうなーと思ってたらオザケンが全国ツアーをやるというニュースが舞い込んできて顎が外れた。


過去に帰ってやりたいことなんて、復讐以外にあるか?


時間が有限である限り、早いということに意義はなくならない。
過去がやり直せない限り、未来に可能性をかけるしかない。

そして、無駄だとわかりながらも、過去に戻ったら何をするか?を考えずにはいられないのだ。

ドルフィン・ソングを救え!

ドルフィン・ソングを救え!

全編に散りばめられたフリッパーズギター、というか小沢健二のフレーズにニヤニヤしながら一気読み。
90年代カルチャーは本当に憧れで、当時の空気感を知ってたら10倍は楽しめるんだろうなー

過去に戻ってみたらやってみたいことの1つに、「90年代初頭の東京に行って、フリッパーズギターのライブに行き、東京グランギニョルライチ光クラブを観る」があったことを思い出した。
フリッパーズは再結成しないだろうけど、それはそれでいいと思ってるし、ライチ光クラブは映画化したり舞台化したり、飴屋さんの舞台はたまにやってるしで、未来に希望持って生きるのもいーよねって思える気楽さを常に忘れずにいたいと再認識させてくれる小説でした。

オリーブ少女は読むべし!読むべし!