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きた みた よんだ

みたりよんだりしたものを記録するブログ

【映画】ラストエンペラー

歴史がさっぱりな無教養なので、画面すげ〜ジョンローン美し〜とつぶやきながら観るしかできない自分が恨めしい。
…漫画中国の歴史とか読もう。

ジョン・ローンの洋装の美しさに完全ノックアウト。柱の陰から見ていたい。

栄光の時代の後と跡

まだCGが一般的でないからか、迫力のある画を作るとなると「大掛かりなセット」「すごいロケ地」「とにかく多い人」がキーになるということで(偏見)豪華絢爛。
黒澤映画を観ているときにもいつも思うけど、今の映画と比べると、とにかく画面内の人数が多い!!
ここまで映画に資本をぶっこめるのが、栄光の時代だったんだろうな…と。

スターウォーズで何万人ものトルーパーが大行進してる画面よりも迫力があるのは、実写の強さか。
まだまだCGでは「歩いてきた人々の服についた砂」みたいな、細かすぎるけどリアリティを確実に与えるものを再現するのは難しいんだろうな…コスト考えただけで眩暈がするよ。

3歳で奪われた人権

皇帝は幼くして即位し、城に閉じ込められ、クーデターで追い出され、また即位するも傀儡の身…という不憫さ。
そんな彼が、人生の一時期は遊んで豊かに暮らせたというのが救いだった…のかな…
とか考えて思い至ったのが、日本の天皇
作中でも皇帝は「日本には親近感がある。天皇という、私に近い立場があるから」と話していた。
高齢ながらもお勤めを果たし続けてきた方が、退位したいという希望を表明した平成天皇
正直、考えるとしんどい部分です。

描いているのが、普遍的な「自由に、思うままに生きてみたい」という要望なので、現代と通じるところが色々出てきますね。

映画史に残る大作であることに大いに納得した一本でした。