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きた みた よんだ

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【コミックエッセイ】母がしんどい

エッセイ 漫画

あの…よく…生き延びられましたね…

強烈な母親の描写に頭がクラクラしました。
お母さんからの強烈なモラハラを経て、彼氏もがっちりモラハラ
田房さんが自分を取り戻しコントロールできるようになれたのは奇跡ですよこれ。

自分の人生を自分で満足させられない人が、子供の人生を乗っ取る

暗殺教室でも、親が子供を使って自己実現を図ろうとする様を「強くてニューゲーム」と表現していたけど、本作はまさにそれ。
お母さんが作った作品を、子供の名前でアート展のキッズ部門に応募して、一次審査を通って大興奮してるエピソードが象徴的。

私も「しんどい母」になりかけたが踏みとどまった。それは正解だった

私は大学卒業と同時に、パワハラにより内定辞退をしました。そしてモラハラ男と、大学卒業と同時に結婚しました。
バリバリ働きたかった私は完全に鬱になり、数年ほど引きずったのですが、その時人生で一番出産したかった。
元々子供を欲しい気持ちなんてゼロだったのに、その時だけ強烈に、母という役割と、母という役割を与えてくれる子供を求めた。
キャリアを理不尽に絶たれた恨みを晴らす役を子供に押し付けたかったからです。
強くてニューゲームをやりたかった。強烈に。
今の自分には全く価値がないから。
幸い妊娠はせず、仕事が見つかり充実してきたらモラハラ夫を捨てられる状況になったので、家出して調停裁判してなんとか離婚できました。
今はたいして子供が欲しいとは思いません。
縁があったら、そのうち、会えたらいいかもね、という曖昧さ。
今は自然に暮らせています。

自らの願望や恨みを、自らの拳と腕力で叶えられたからです。


そして解毒の旅は続く

田房さんは本作以降、ダイエットやキレる自分を解毒するコミックエッセイを多数出されているので、それも読まねば。
人間、長年毒され続けると、かなり長い時間をかけないと心の毒が抜けないんだよね…
ほんの数年、元夫にモラハラされただけでも何年もかかったからなぁ。
本当に尊敬します。

母がしんどい

母がしんどい