【漫画】凪のお暇(2巻)
自分を覗き込むと地獄が広がってたけど、その地獄はきちんと見ないとどんどん広がります
自分の地獄をきちんと見つめ始めた凪が生きやすくなってて、周りの人たちと優しい交流をしているのが本当にほっとする。
たくさん挟み込まれる節約術やレシピがどれも美味しそうで、試したいものばかり。
白菜のレシピすぐやりたい。
同じ地獄にいるから、置いていかれるのが許せない
2巻は元彼の慎二の地獄も広がってて阿鼻叫喚。
慎二、お前、ちゃんと凪のこと好きじゃん…なんで大事にしないんだよ…酷い扱いしても離れていかない凪を見ることで安心しようとしてたんだろうけど、そのチキンレースの先には破綻しかないんだよ…
でもこの漫画の素晴らしいところは、それをきちんと突っ込む人がいることです。夜の蝶ラブ。
それは貧乏くさくありません
慎二は凪の料理や工夫を貧乏くさいと言うけど、全然貧乏くさくないよ!
凪は毎日いろんな工夫をしてて料理上手。台所にあるものだけでサッとドレッシングを作ったり、胃に優しい雑炊を作ったりするのは、相当な時間と知力が必要な文化資本。
慎二は「お金を出せばなんでも食べられる」と思ってるけど、凪の出した料理はお金を出しても食べられない、ものすごく豊かなものです。
そのありがたみをわかれバカッッッ!(うすうすわかってるみたいだけど足りないッッッ)
2巻の一話目をちょっと読んだだけで「うーわぁ…」って声が出ましたが、2巻の最後で「うーわァァァァァ!!!」と悲鳴をあげてしまいました。凪チャン、そこに気づいてしまったんですね…
番外編の扇風機チャンが好きなので、紙で見れてうれしかったです
1巻も読んだら感想書かずにいられませんでした
ぱぷりこさんが凪をお焚き上げしてて素晴らしかった