【漫画】甥の一生
注意:怒り狂ってこき下ろしてます
カモられ女は甥の一生の夢を見る。
【悪意がありすぎるあらすじ紹介・若干ネタバレ注意】不倫の恋愛を引きずる35歳で美人大企業課長が、祖母の入院と死をきっかけに田舎でロハス生活開始。勝手に住み着いた祖母の元愛人50代年上男に迫られ、私が逃げても追いかけて〜を繰り返しますが、50代年上男は絶対に主人公を追いかけて優しく寄り添い、結婚に至り子供もできてハッピーエンド。
要するに、壁ドンと「私が逃げても追いかけて」を繰り返す誠意強盗マグロヒロインに無償の愛を注ぐのが、同級生のスクールカースト上位な福士蒼汰くんから、哲学界で賞も取っちゃう有名文化人・何百万もする着物をポンと買える豊川悦司になった漫画です。
つーかなんでタイトルが「甥の一生」なんだ。誠意強盗マグロヒロイン御都合主義描写しかないのに甥(おとこ)を名乗るのはなんだ。
「甥(おい)の一生」だと思い込んでたから「おいいつ甥が出てくるんだよ」と思いながら読んでたぞ!
こういう漫画にときめいてしまうメンタルになると、「幸せな結婚には恋愛が必須!!!」「この人にはときめかないからナシ!!!」という視野の狭さ・的外れな選択をしてしまうのではないか?
認知の歪みを起こす思考に組み替え、結果的に幸せな結婚を邪魔している。
これはぱぷりこさんの記事を読むまでがセットです。
自信が無い女はモテない、カモられるだけ!!(合言葉)
娚の一生 コミック 全4巻 完結セット (フラワーコミックス)
- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/01
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相手に向き合える強さを持っていれば、愛し愛される上での困難を乗り越えた自信を基にして「愛されているだけではない」と主張ができるけど、逃げてばかりなんだもの。
こういう漫画読んで「幸せになりたーい」という人間には「夜と霧」を読ませて正気に戻したい。
- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
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