【小説】オレたちバブル入行組(半沢直樹シリーズ)
なるほどこれはドラマ映えする。
もう、怒鳴る怒鳴る。論破論破。
決め台詞で怒鳴る演出ばっかりだもんね日本のドラマ。
下町ロケット読んで「特許関係の裁判パートが一番面白いけど、絵的に映えないな…」と思ったところはことごとく省略されてたのでなおさら。
半沢直樹の嫁に至っては、疲れて帰ってきた夫に対して「あんた甘いんじゃないの?なんであんたが責任取らなきゃいけないの?私あんたにあわせて転勤してきたし子供も人間関係捨ててきたんだからちゃんとしてよね」と詰める詰める。
ドラマ版では典型的な理想の良妻賢母になってしまったらしいのは残念。
なんだか悪役の支店長が可哀想に感じてしまった。身から出たサビとはいえ、家族や子供たちに影響がある描写が多かったから。
やっぱ人間真っ当に生きるべき。嫌なことから目を背け続けると簡単に詰む。
- 作者: 池井戸 潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
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「オレたち」「バブル」という食わず嫌いワードが2つも詰まってる。