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【心理学】だれもわかってくれない:あなたはなぜ誤解されるのか

「冷静で論理的で客観的に物事を見れる自分」という幻想は、この本で叩き潰す!

だれもわかってくれない:あなたはなぜ誤解されるのか

だれもわかってくれない:あなたはなぜ誤解されるのか



「人間の認知はみんながみんな歪みに歪んでるから、認識プロセスと歪みの種類と対策を知っておこうね」というのが大まかな内容。
「わかりやすい人」は心理的適応力が高いことも、研究の結果が示しています。そういう人は、幸福で、人生にも仕事にも満足して暮らしていて、よい人間関係を維持でき、目的意識をしっかり持っています。
また、正直に生きているという感覚があり、自分に自信を持っています。
しょっちゅう人から誤解される人は、まわりからも思いもかけない反応や評価がもたらされるたびに、心をかき乱されたり自信を失ったりするものですが、正しく見てもらえばそういう目にあいません。
人があなたを理解し、ふさわしい機会やサポートを与えてくれれば、生きることはずっと楽になり、得るものの多い人生になります。

やっぱり素直は最強!

この記述、心に突き刺さりまくりました…

・第一印象は良い方がいいに決まってた

人は第一印象を信じ込んでしまうので、第一印象が悪いと相手を悪く評価し続けるし、第一印象が良いと加点し続ける。
第一印象を覆すには多大なる労力が必要なため、やっぱり第一印象はいい方が得。

・認識のバイアスは超強い

無意識に、自分の待ち合わせのステレオタイプで、人は物事を判断する。(女性は気遣いができる、子供は無邪気など)
持ち合わせのステレオタイプは知っているだけで充分。好みに関係なく適用される。
「そのバイアスだけで判断してはいけない」と、第二の認識を働かせる(頭を使う)動きはあるが、余裕がないと第二の認識は働かずステレオタイプの認識のまま固まる。

・認識にはバイアスがかかるので、相手の言葉や態度ではなく行動で判断するのは効率的

恋愛でよくある「あの時ああ言ったし、当たりのいい態度だったし…」と悩むのは無駄。
それよりも、相手の行動と、行動によって起きた事実のみで判断した方が効率的で正確さが高い。

・他人の悩みを正確に見れるのはバイアスのかかり具合が低いから。

当事者が正確な判断を下すのが難しいのは、認識バイアスがかかるから。
他人は話された事実に基づいて、バイアスがかからない状態で判断ができるから解決法が見えやすい。
「そいつモラハラだよ!」とかね(死んだ魚の目)

・アピールの順番は「人柄の温かさ」→「能力の高さ」

能力の高さは「冷たい人間である」というバイアスがかかる要素であり、人柄の温かさは「社交性・愉快・人当たりがいい」といった、能力が低く見える要素ではなく、「勇気・公正さ・信念・責任感」などの道徳面を押し出すと、能力の高さのイメージを保持しつつ温かい印象を与えられる。

・拒否に対する感受性

  1. 拒否されることを予期する
  2. 不明瞭な状況でも、いち早く拒否を感じ取る
  3. (事実でも単なる想像でも)拒否に対して過剰に反応する
これが高い人は、相手の好意を得るために相手に過度に尽くしたり取り入ったりする傾向がある。嫉妬の激しさや息の詰まりそうな強い愛情に息苦しさを覚え、防ごうとした相手の拒絶を結局は招いてしまう。
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・不安型の愛着を持っている人に対して必要な態度

  1. 共感を持つ(この人は何を恐れているか?)
  2. 相手の言動を自分個人に向けたものと受け取らない(相手にずっと昔に起こったことが原因だから)
  3. 不明瞭な態度を避け、意見や気持ちを明確に伝える
  4. 信頼できる人であること。約束を守る。

・回避性の愛着を持っている人に対して必要な態度

  1. ストレスを感じると彼らは殻にこもることを心得る
  2. 相手に対する期待値は低めに
  3. 親しみはほどほどに。親密さを押し付けると警戒される。

・第一印象で誤解を受けたときには

  1. 【長期戦】相手が無視できないほどにしか明瞭で意外な、「第一印象とは違う」圧倒的な質と量の証拠を示す。例としては、シャーリーズセロンが連続殺人犯を演じる際に激太りしたことなど。
  2. 【短期戦】ラベリングと相手が不安な時に、正しく理解してもらえるよう近づく。コントロール感が低いときには、相手をきちんと知ることによって安定を取り戻そうとする力が働く。(恋愛工学のネグに該当するのが不快)
  3. 接触回数を増やす。慣れ親しむと好意が産まれる。存在感が定着すると「この人を正しく理解しよう」というモチベーションが相手に産まれる。

・こちらに非がある時は謝る

正しい謝り方で。
  1. 自分を正当化しようとしない。ほとんどの人は自分の意図や考え、気持ちなど、自分自身に関したことを述べて謝ろうとするが、そんなことに相手は興味がない。謝罪の対象である相手のことに的を絞って話すのが重要。
  2. 自分の失敗により相手がどのように被害を被ったか、相手がどう感じてるかをよく考える。
  3. 相手の気持ちを思いやり、相手にとって何が大事なのかに耳を傾ける。(それによりこちらが引き起こしたダメージを修復するうえで大事なステップになる)
  4. 「自分たち」という感覚を修復する。

相手によって謝り方は違うことを心得る

弁償すればよいだけの相手には弁償だけでよいが、付き合いが深い相手には相手の立場に立って考え、自分のせいで傷つけてしまったことを認め、相手を思いやる気持ちを表す必要がある。
共感を示された相手は、自分が理解されたこと、パートナーとして大事に扱われていることを感じ、信頼が回復する。
チームに対しては、ルールを破ったことを認めるのが重要。

車内でコーヒーをかけられた人は「あなたの気持ちはよくわかります」と言われたくないが、相手の誕生日を忘れたときには、相手は自分の気持ちをわかってほしいと思うものだ。