きた みた よんだ

みたりよんだりしたものを記録するブログ

【映画】トゥルーマン・ショー

世界は僕専用の完璧な、卵の殻だった


「卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく。雛は我らだ、卵は世界だ。世界の殻を破らねば、我らは生まれずに死んでいく。世界の殻を破壊せよ、世界を革命するために」

ウテナやん!!(語彙が貧困)


現実の日本でもトゥルーマン・ショーが行われている。それはAKB48総選挙
大人たちが作った試練を乗り越えて「夢」と「感動」を与える彼女たちとトゥルーマンは、どう違うというのだろう。
(そして私は彼女たちの中から、世界という卵の殻を割る人が出てくるのを楽しみにしている)

人生には何度か革命が必要だと思っている。革命を起こすその時は大いなる痛みに悲鳴を上げるし、目をそらしてきた汚いものを直視しなければならないし、恐怖で足がすくむ。
でも、革命を起こさねば、大きく膨らんだツケにしっぺ返しをくらう。

革命後に広がっている景色は、作り物の完璧な夕焼けよりも美しいものだろう。

おめでとうトゥルーマン