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【雑感】スモールビジネスが大規模ビジネスに勝つ瞬間

私は今日予定通りに、大型スーパーで95円の、お弁当の仕切り(シリコン製)を買いました。

帰り道、初めて存在に気がついた小さな本屋さんで、3500円の本を衝動買いしました。

 

 

私はどちらかというとケチです。物を買う時は必ず比較します。現金払いも嫌いで、クレジットカードが使えないお店では買い物しません。ポイントを取り逃がすのは万死に値します。

 

でも財布の紐がユルユルに緩む瞬間があります。

それは「店主の信念がある」と感じられる店に入った時。

 

3500円の本を衝動買いしたお店には、美しく豪華な装丁のハードカバーや箱本・絵本が並んでいました。店主が信念を持って選抜したものしか置かれていないとわかります。そしてどれも興味深い内容のものばかり。

現金払いのみのお店ですが、「ここで買いたい!同じ本でも、他では買いたくない」と思ったので買いました。

このお店が長く続いて欲しいからです。

 

大型スーパーは、この本屋の何百倍・何千倍もの商品数を持っています。

でも今日の私に対して、スーパーは買うと決めた95円のものしか買わせる力がなかったのに、小さな本屋は買うつもりがなかった3500円の本を買わせたのです。

「スモールビジネスが大規模ビジネスに勝つ瞬間」はこういう「特定個人の心を鷲掴みにする力」なのかもしれません。

 

悩んで一冊購入したのはこちら

 

ゴッホはなぜ星月夜のうねる糸杉をえがいたのか

ゴッホはなぜ星月夜のうねる糸杉をえがいたのか

 

 

タイトルはゴッホですが、これは一例。カメラと絵画の意義はどう違うかといった、アートを見るときに必ずぶつかる疑問や、さまざまなアーティストの絵画についての解説が載っています。カミーユ・クローデルについての記述があったのは購入の決め手でした。

これから読み込みます。